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seagreen

2016年08月20日

ほめる、と叱らない、は違う

一時期、「ほめる育児」というのがもてはやされた。
子どもががんばったり、いいことをしたらほめる・・・・というのは当たり前のことだけど、この「ほめる育児」はもっと極端で、命にかかわること以外は怒ってはいけないというのがルールらしい。
ほめる育児の目的は、親がほめることで子どもの自己肯定感を育むこと。
しかってばかりいると、子どもは「自分はしかられてばかりの駄目な子なんだ」と自分を否定するようになる。
そこで逆に、ほぼ何をしても叱らず、褒めるようにすれば、「自分は出来る子。えらい子」と自分自身を認めるようになる・・・というわけ。
確かに自己否定感の強い子は自信をなくし、また自分を大事にしなくなるからマイナス面が強いよね。
ただ、このほめる育児を徹底すれば必ず自信がつくのかというとそういうわけでもないらしい。
実際、ほめる育児を実践した人の中には、小学生の頃は無邪気でよかったのだけど、思春期を迎えた中学校3年生あたりから、突然ネガティブ思考になったんだとか。
学校でちょっとしたミスを指摘されただけで「自分はだめだ」と思い込むようになったり・・・。
実践した人は「ほめて育てれば自信がつく」というのを信じてやったのだろうけど、でも何となくどうしてこうなったかわかる気がする。
要するに「ミスを指摘されること」「叱られること」に慣れていないから、いざ叱られた時、この世の終わりのように感じられるんだよね。
小さいうちは「ほめる育児」を実践している家族たちに囲まれているから、本当に叱られることはないけれど、成長すればそうはいかないわけで。
そもそも「ほめる育児」と「叱らない育児」はまったく別物で、褒めるところは褒めて、叱るところはちゃんと叱るっていうのが大切なんだと思うけどなあ。
特に社会に出たら、理不尽なことで叱られるなんて普通にあるわけで。そういう耐性を子どもの頃から身につけておかないと、生きていく術も身につかないんじゃないかなと思う。
  


Posted by seagreen at 17:30