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seagreen

2016年11月07日

悲しみを癒やす方法の違い

とあるコミュニティアプリにて、祖父に彼女ができたことに納得できないと悩む孫娘からの相談が寄せられたのだそう。
彼女のおじいちゃんは、去年配偶者であるおばあちゃんを亡くしたばかり。
それから1年も経たないうちに、おじいちゃんに新たな「彼女」ができたそうで、彼女宛てに「ラブコール」しているのが見ていてつらいのだそう。
レスにはおじいちゃんが元気なことや、若いことなどを称賛するコメントが寄せられたのだけど、孫娘としては複雑で、「応援する気になれない」のだとか。
しかもおばあちゃんの服や嫁入り道具もすべて捨てたようで、部屋はガランとしているとのこと。遺影は飾られているようだけど、そんな様子を見ているからか、「表情もどことなく悲しそうにみえる」と感じているらしい。
この悩み事を見てわかったのは、投稿者の女性がおじいちゃん、おばあちゃん共に大好きだったんだろうなということ。
だからこそ、おばあちゃんが亡くなった直後に新しい彼女を作ったおじいちゃんが許せないし、裏切られた気持ちになっているんだろうな。
この相談者の方が何歳なのかはわからないけど、おじいちゃんが健在ということはまだ若いのだと思う。
私も10代や20代の頃にこういうシチュエーションに遭遇したら、きっと同じように思うだろうけど、30代も半ばを過ぎた今、おじいちゃんの気持ちも何となくわかるような。
たぶん、おじいちゃんは長年連れ添ったおばあちゃんがいなくなって、その時開いた穴を早く埋めたかったのだと思う。
そこにいて当たり前の人がいなくなるというのは想像以上に痛手を受けるもので、とにかく「自分のそばにいるはずの人がいない」ということに気付く度に、ものすごいダメージを受けるんだよね。
だからこそ、おばあちゃんのことを思い出してしまう遺品を片付けてしまい、「使われなくなった服」や「おばあちゃんを連想する嫁入り道具」を処分して、目に入らないようにしたんじゃないかと思う。
新しい彼女がいれば、開いた穴を痛感することもないだろうしね。
もちろん、寂しさを感じつつ、生涯亡くなった伴侶のことを思いながら一生を終えるという人もいると思う。
でもそれは完全にその人の性格や価値観の違いであって、悲しみとの向き合い方が人によって違うってことなんじゃないかなあ。
だっておばあちゃんが生存していたときから彼女がいたわけじゃないのだし。おじいちゃんにとって、おばあちゃんはかけがえのない存在だったという事実は明白なのだから、そこにもやもやすることはないんじゃないかなと思う。


Posted by seagreen at 09:52